創傷治療とは慢性創傷
創傷治療とは6ヶ月以上治らない“慢性創傷”を専門に診る治療のことです。創傷には、圧や摩擦・ずれなどによる床ずれ、糖尿病をお持ちの方にみられる糖尿病性足病変、動脈性硬化症を伴う血流障害による動脈不全性の傷、また静脈不全症の傷、また静脈の動きが十分でなく、血流が貯留してしまうことにより生じる傷、その他術後の傷、ケガや事故による傷で治らないもの等、さまざまな原因があります。また近年において高齢化の進行や、食生活の変化による糖尿病の増加、生活習慣等による血管障害から、多くの人が慢性の傷で悩んでおられます。ただ単に傷が治らないというだけでなく特に糖尿病性潰瘍が悪化し、下肢切断に至るケースも見られます。現在日本ではこのような傷を専門に診る医師はおらず、整形外科・皮膚科・形成外科医などが治療にあたっていました。新須磨病院では傷で悩む患者さまのために創傷治療センターを開設しています。この創傷治療はとても画期的であり、表面に見えている傷を治すのではなく、その傷の奥に潜むもとから治療していきます。そのため、今までなかなか治らなかった傷も早期に治療することができます。